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「トリカブト十三重奏(トレデクテット)」


★とらのあなにて委託通販始まりました!

13曲入り1000円で、THE VOC@LOiD M@STER 21にて頒布予定!
様々な「毒」をテーマにした楽曲のアルバムです。

■2012年7月8日
■池袋:サンシャインシティ ワールドインポートマート4階展示ホールA1・2・3
■サークルスペース:E-43

01「脳ゲバ」

作詞作曲:かずち(かずちんP)

無難滅せ くそくらえ精神
揺れる明朝体 飽き飽きして
救難メッセージ 溶かし消すベンジン
不必要な変拍子

無粋な黒い枠が包む スペクトラム
イカれたように量産される 4536

脳ゲバ イライラ豆鉄砲
食らわせろ キングの顔に
仰げば 尊い 旧制度 捻り切って

批難エッセイ 中2の詩を発信
ループする世界 うんざりして
苦難劣勢 少数派 逆走エンジン
狡く あざとい 流行歌

ぼやけて 回る 書き下ろしのヒストグラム
狂ったように食べ尽くされる 4536

脳ゲバ ハラハラ当てずっぽう
解はゼロ リングのように
逃げ場 無くなり その都度 見栄を切って

戯れの別れも かりそめの悲劇で
ただの机上の歌詞に
消費される登場人物

血飛沫模様 貼り付けてく ダイアグラム
イカれたように量産される4536

脳ゲバ ツラツラ 辻説法
晒すベロ 猫かぶる鬼
削げば 痩せてくプライド シラを切って


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02「リング禍」

作詞作曲:かずち(かずちんP)

寝ても覚めても
メテオな脳天
視界いっぱい塩っぱいから
夢にうつつの境界線 鬱な現世で切る回線
子供だけども獰猛モード
牙で気張って騎馬斬れば
左右貫く東西線
乗り手攻め込む All right say

耳に噛み付く対処タイソン大層な代償
四角の死角で刺客は失格 場外乱闘
目がかすむカオス 顔すら
重なる殻 嵩む画素数
日々ラッパ ヒッヒッフー吹く
産まれる禍い丸の中

溶け落ちた意識の奥にはきっと (リング禍リング禍)
抜け落ちた記憶の墓場へそっと (リング禍リング禍)

可決臨月
花鳥の風月
首魁失敗 樹海かな
胸を照らした赤外線 股を濡らした弱酸性
事実どうでも妄想行動
暇で縛って しばかれた
上下切り裂く水平線
輪廻転生 起死回生

首に巻き付く 九十九憑く 苦痛
窮屈偏屈 苛つく
近づく 傷つく
まるでオホーツク 凍てつく衝動
血が滲む 虹をいじって
惨めな意地 軋む期日
日々ラッパ ヒッヒッフー吹く
産まれる禍い丸の中

黒焦げた瞳の奥ではずっと (リング禍リング禍)
繰り下げた砂上の期待をもっと (リング禍リング禍)
溶け落ちた意識の奥にはきっと (リング禍リング禍)
抜け落ちた記憶の墓場へそっと (リング禍リング禍)


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03「檸檬に似た景色」

作詞作曲:かずちんP

はらはら切り落とす
両足 さようならと
きらきら光る目は
ガラス細工の偽物

埃かぶり色褪せてく
ひび割れ蝋人形
空を飲んだ鳥の形
触り確かめて齧った

檸檬色の思い出
舐めておやすみ 明日は
涙ためる溝も 埋まり
くすむ おもちゃ箱

ばらばら 散らばった
積み木に ごめんねと
からがら 逃げ出した
ブリキ仕掛けの彼は何処?

罪を被り 消え去ってく
日々枯れ 土人形
海を呼んだ鯨達を
掴み確かめて齧った

檸檬色の悲しみ
舐めておやすみ 明日が
迫る壁のように 包む
偽のおもちゃ箱

檸檬色の気持ちを
舐めておやすみ
檸檬色の願いを
舐めておやすみ

檸檬色の思い出
舐めておやすみ 明日は
涙ためる溝も 埋まり
くすむ おもちゃ箱


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04「アンチエア」

作詞作曲:かずち(かずちんP)

深海魚かくまった
窓のない城のどこかで
傍観者 冒険者
分け隔てない透過性

幾度 声 呼びかけ 曇る鏡
盲動 自意識だらけの 溜め息

空気ぶち壊せ
微熱を帯びた箱開けて
因果応報 消去法
問題編 しおり挟み 空に透かした

様式美捕われた
喜怒のない色のどこかで
炎天下 狂演者
分け隔てない操作性

幾度 吠え 問いかけ 濁る僻み
揺動 無意識だらけの 救命器

空気ぶち壊せ
見えない視線振り切って
無反動砲 背理法
解決編 しおり燃やし 胸を焦がした

非合法の軋轢 気づかず広がる
帰巣本能 しまい込んで 伏せてた

空気ぶち壊せ
交わる虚構割り切って
暗示療法 帰納法
臨機応変 しおり眺め 染みを探し 千鳥足で 気取りやがる

アンチエアさあ
貫く論理振りかざし
因果応報 消去法
問題編 しおり挟み 空に透かした


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05「アルカノイド」

作詞作曲:かずち(かずちんP)

途切れた回路 つなぐように
噛まれた跡を 拭い泣いていた

横切り 影を消して紛れて
斜めの 軌道なぞり ぶつかる視線

ドーナツ状 愛を塞ぐように
くるくるジャイロ 振り回されてた

よくばり 全て求め 零れた
斜めの 軌道なぞり ぶつかる螺旋

あるかないか確かめ 風に触れて
乾き散らばる数を 両手に灯してく

歩かされた歩道橋 風で揺れて
全て崩れていった まるでアルカノイド


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06「12秒アフター」

作詞作曲:かずち(かずちんP)

模倣と言う名のリスペクト
人は指差し笑うだろう
だけどなぞるよ様式美
劣化恐れたまま

蝉がわめく夏至の日
教室窓歪んで
外を眺めていても
盲目の少女はいない

溶けて濡れた通学路
何処も此処も平和で
いつも通りのラジオ
捲られていく日付

耳に捩じ込んだイヤフォンの中では
こじらせたセカイが滅んで僕を殺す

12秒の後に
宙に浮かぶ僕の思想は
ただの逃げ道だと 笑うよ

チューニングも狂った
球面から解き放ってよ
リピートされるだけ
平凡没落それが事実

街ざわめく末路に
首を傾げていた
危険望んでいても
呪われた少女はいない

フィクションなら結末も
飛ばして見られるのに
僕を綴る手帳は
何年経って果てるの?

壁に投げつけたイヤフォンの中では
閉ざされたセカイが無言で僕を殺す

12秒の後に
急に叫ぶ僕の思考は
机上の逃げ道だと 笑うよ

チューニングが狂った
ギターをかき鳴らすだけ
何も変わらないよ
安寧凡庸耳を塞ぐ
急に酔うセカイに
素面で立ち向かえない
残酷な音符が 笑うよ

12秒だけでいい
聴こえて景色が変わる
刻む一人の音
退屈欠落してく日々に
もがき悩む12秒後に


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07「無重力レストラン」

作詞作曲:かずち(かずちんP)

涼風 追いかけてたどり着く迷走正解
扉あける奥 待ち受ける 斜めのウェイター
足枷 合い言葉なんか 必要じゃなくて
日替わりの思い 洗い流す 現世(うつよ)のオーダー

喉元 過ぎたままのブロッコリーも
右左 かき回されて 無重力の先

ひらひら舞う フォークに乗り
逆さのまま 願いを込めて
口に運ぶ 塩気リゾット

気持ちが迷う パセリの森
歩けるなら 笑顔の奥で
ほろり隠す 球体ティアドロップ

口元 ほころびを作る その隠し味
輝くよ超新星 流れてく銀河なのかな
元々 プチトマト割れたみたいな世界
気まぐれな調味料 振り回す ぐるぐる回る

本当は 逃避したいの 失踪願望
右左 振り回されて 無重力の先

胸にしまう メニューを読み
天地無用 彩り添えて
染みる味は パスタにちょっと

確かめ惑う ナイフの檻
浮かぶ席に 留まれなくて
縋り掴む 球体ティアドロップ

丸まり浮遊 胎児の様に
とけるパフェに 見向きもせずに
涙ためる グラスにそっと

両手で掬う 宇宙を飲み
揺らめく皿 重なり落ちて
ここでだけは 球体ティアドロップ


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08「ディスコミュニケーション音頭」

作詞作曲:かずち(かずちんP)

ひとつ 人目を避けまくり
ふたつ ふたりは耐えられぬ
みっつ 見つめられ 汗が出る
ちょいのちょいのどやさ ディスコ音頭

ディスコミュニケーション
ディスコミュニケーション
ディスコミュニケーション
ディスコミュニケーション

両耳ファイヤーボール
両目はクロール
両足震度5
ひとりにして
視界がブラックアウト
死海でオールナイトロング
次第に蒙昧脳 Oh

期待しない肥大してく
時代自体諦めて
未来 来ない ふさぎこんでく

踊り踊る嘘のリズム
手を取る相手もいない
くるり回る まるで道化
苦手だらけで
たらり垂れる 汗の雫
振り向く相手はいない
がらり変わる 一人きりが
極楽浄土

よっつ 世の中どうかしてる
いつつ いつでも愚痴ばかり
むっつ むっとしてへそ曲げる

人ごみ 燃やそう
盛り場 怖そう
笑顔を 絶やそう
ひとり企む
時代に 合わそう
稀代を 争う
浮かれた サマーソウル Oh

揺らぐ炎
見つめるだけ
日々が過ぎて
石化してく
誰もいない
思い込んだ
一人きりの
ラインダンスを

孤独鼓動交わるほど
溶け合う相手はいない
ディスコ集う足音すら
胸を締め付け
たらり垂れる 汗の雫
振り向く相手はいない
がらり変わる 一人きりが
極楽浄土

ひとつ 瞳が濁ってて
ふたつ 不義理の仇返し
みっつ 水臭い 反吐が出る


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09「ミスディレクション」

作詞作曲:かずち(かずちんP)

覆面を被せ
個性淘汰された
咎 操り人形
伏線を這わせ
知性閉ざされた
愚鈍 無痛症民衆

傷を負って
気づけば 生粋の
絆売って媚びへつらう
ニスを塗って固まった愛想笑い

Ah ミスディレクションで
記述された世界
それは正解?
まだミスディレクションに
閉じ込められたままの
意識飛んで ひび割れて

幾千の再生
全て仕組まれた
名は歪んだ現状
偶然の創世
まるで悪魔レター
非道 不感症民衆

未知の密偵
未来は未定の
道を見て満ち足りて
意地を張って当て付ける含み笑い

故意に媚び 焦げ付く愚行
もてはやされ絶頂増長
戯れて尚 座敷に座してそれを眺め
足元見て 安心もっと求め
利己と打算だけの栄華を
望む目を そらせる術は
何処へ消えた

Ah ミスディレクションで
愚弄された世界
それは例外?
まだミスディレクションに
目を背けてたままの
自分だけは きっと

Ah ミスディレクションで
記述された世界
それは正解?
まだミスディレクションに
閉じ込められたままの
意識飛んで ひび割れて


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10「隠れ鬼マーダーケース」

作詞作曲:かずち(かずちんP)

濁る目と 踊る
軋む手は 誰のもの

逃げる足音嗅ぎ分けて
縋る雨音 切り裂いた

探る物音 耳を塞ぐままの交差路

もういいかい?
迫る夕闇のマーダーケース
もう一回
掴む足をそっと

くすむ嫌悪 向けた先は
刺さる刃の 鈍い偏光

掠れた声も
爛れた殻も
ばらし重ねた
赤い楓散りぬるを

隠れ怯えた醜い補正項
かけて消して
割り出す解を並べた

ない正解
何度繰り返すマーダーケース
もう言いたい
撫でる傷をそっと

もういいかい?
迫る夕闇のマーダーケース
もう一回
鬼はどこへ行ったの


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11「Poison Dirt Frogs」

作詞作曲:かずちんP

世界は赤白 白黒色
願いをかけても 祈りはゼロ
次第に溶けてく 毒素の城
左に逸れてく 論証

つぎはぎだらけの要素を蹴ろう
目当ては汚い僕らは下郎
揺れてる意識を貪るフォロー
体を取り巻く縞模様

Poison Dirt Frogs
Poison Dirt Frogs
泥にまみれひたすらもがく
回り回る熱が欲しくて

Poison Dirt Frogs
Poison Dirt Frogs
跳ね飛び回る
醜い僕ら
張り付くテクスチャー
かき回す

世界のカリスマ理解の外
気概を背負えど事態は非道
くるくるみるみる被害がひどい
次第に漏れてく胸中

嫌いも地雷の時代と呼ぼう
理解を飛び出す稀代のメロ
触れたら肥大の機微すら帰路
体を渦巻く縞模様

Poison Dirt Frogs
Poison Dirt Frogs
泥にまみれひたすらもがく
回り回る熱が欲しくて

Poison Dirt Frogs
Poison Dirt Frogs
跳ね飛び回る
醜い僕ら
張り付くテクスチャー
かき回す


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12「ヒステリックフラペチーノ」

作詞作曲:かずち(かずちんP)

ボセジュボン メルシー
フランス語は知らない
街角 駆け 背中追いかけてボンソワール

パディトゥユー ジュヴ
喉元過ぎてく  ダブルショット
水面の上 プカプカ浮かべて 大の字 マキアート

溜めてかけて足して混ぜてすぐに吸い込んで
赤いランプの下で
待って持ってなんで去ってなんて信じなくて
零した赤の色

泣いてないで愛で裂いて咲いて最低で
床に散らばるカケラ
舐めて嗅いで焼いて抱いてこびりついた
ヒステリックフラペチーノ

ジュヴェルフェール セボン
憧れてたパリにも
着いたらすぐ幻想剥がれてしまう

ヴザヴェトール トゥマン
冷めてく温度たしかめて
注ぎたすのは泥水みたいな 子供騙しのチョコソース

溜めてかけて足して混ぜてすぐに吸い込んで
赤いランプの下で
待って持ってなんで去ってなんて信じなくて
零した赤の色

泣いてないで愛で裂いて咲いて最低で
床に散らばるカケラ
舐めて嗅いで焼いて抱いてこびりついた
ヒステリックフラペチーノ

涙 溜めて持ち帰るならこのタンブラー
忘れるように混ぜる諸刃のマドラー

はみだした気持ちが拭き取れないほどなら
全て混ぜて喚き散らすよフラペチーノ

ボセジュボン メルシー
優雅に過ごすよ セットリュー
街角 駆け 背中追いかけてウィキャテール

パディトゥユー ジュヴ
喉元過ぎてく 熱い鼓動
水面の上 プカプカ浮かべて 大の字 マキアート


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13「He gat me Net Terminator」

作詞作曲:かずち(かずちんP)

貫く喧騒 コロラマ
かき消す戦争 ロンド
ただ刻み 俯いただけの鬱衝動

He gat me net terminator
He gat me net terminator
He gat me net terminator
He gat me net terminator

引き金触れた 深窓令嬢
何度も殺された 映像
全て架空の逃げ口上
焦がせ 壊せ 逃がせ 籠は君の脳

切り裂く幻想 まほろば
吹き消す演奏 モード
ただ僻み 嘯いただけの鬱少女

He gat me net terminator
He gat me net terminator
He gat me net terminator
He gat me net terminator

また気が触れた 深窓令嬢
何度もほだされた 現状
全て架空の前口上
焦がせ 壊せ 逃がせ 籠は君の脳

He gat me net terminator
He gat me net terminator
He gat me net terminator
He gat me net terminator

He gat me net terminator
He gat me net terminator
He gat me net terminator
He gat me net terminator

ひび割れ埋めた シーソー迷走
バランス崩れてく 焦燥
僻み妬みの滑走路
沿わせ 乗らせ 飛ばせ

引き金触れた 深窓令嬢
何度も殺された 映像
全て架空の逃げ口上
焦がせ 壊せ 逃がせ 籠は君の脳

He gat me net terminator
He gat me net terminator
He gat me net terminator
He gat me net terminator


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